2014年2月18日火曜日

GPSのバックアップ電池は何のためについているのか?

Digsonさんの情報で、DJIのGPSも同じチップ使っているとの情報を頂きました。

Google先生に聞いたところ確かに同じ物を使っていました。

NAZA-GPS

Phantom

NAZA-GPSの赤○のなかはコンパスのようですが、殆ど同じです。あのボタン型の電池もついています。

充電用の回路も同じなので、DJIも同様にXHキャパシタを使っていると考えられます。

バックアップ時間について、気になったので再度SIIのページを確認し、バックアップ時間を計算してみました。といってもシミュレーションに数字入れただけですけど。^^;

お客様の条件を元にバックアップ時間計算を算出しました
下記をご覧下さい。
【選定】製品コードXH414HG
【計算条件】充電電圧3.0 V
【計算条件】終止電圧1.5 V
【計算条件】消費電流20 μA

XH414HG を使用した場合のバックアップ時間 1.6 時間


ここでやっと理解できました。この電池は長期のバックアップ用ではなく、電池交換や瞬断時にデータが飛ばないための、まさしくバックアップ電池なんでしょう。

試しにPhantomとAPOLLO改でGPS衛星を5個以上つかむテストを行いました。

Phantom   1回目:33秒 、 2回目:50秒 、3回目:50秒

APOLLO改 1回目:33秒 、 2回目:22秒 、3回目:13秒

Phantom側はバッテリ接続後1分もしないうちにOFFにしていますので、バックアップが正常に出来ていないように見えます。初回の捕捉時間でも十分高速なので実使用上で問題になることは無いとは思いますが、個人的に結果がでて満足しています。^^;

0 件のコメント:

コメントを投稿