2014年2月17日月曜日

iDEAFLY APOLLOのGPSが捕捉できない

IFlyToolsで確認しているのですが、いつまでたっても衛星を捕捉しません。感度が悪いのかな?

ずっと粘っていたところやっと捕捉しました。感度はDJIよりは悪いようですが、一応動作しているようです。通常で4個、時々7個くらい捕捉しています。でもこんなに時間がかかるのはおかしい。

ええぃ、分解してやる。中身はどこかでよく見るGPSチップが・・・・


メーカーHPよりスペックシートを検索すると。

 u-blox 6 GPS Modules NEO-6Q-0-000

スペック上は29秒で捕捉出来る性能があります。単独即位の場合、通常数分~数十分時間がかかりますが、この手のGPSは捕捉した衛星を記憶して次回利用時に短時間で使えるようになっているはずですが・・・・。ありました。バックアップ電源が必要とあります。上の写真の左下に丸いのがありますが、これがバックアップ電池です。

電圧を測ったところ、1.364Vありました。 ん?スペックシートには、バックアップバッテリー電圧は1.4~3.6Vとあります。電圧低いじゃん。購入したばかりですが、閉店セールで保証もなにもないので取り外してみます。

めちゃくちゃ小さい電池なので読みづらいですが、SII製で記号はXHHGとあります。

ホームページで確認するとXHキャパシタのようです。GPSモジュールのテストも兼ねて、かなり長時間電源を入れていましたので、これで充電出来ないのであれば通常のフライト程度では100%機能しないでしょう。

通常は2次電池が便利ですが、割り切りで1次電池もありかと思います。幸いリチウム電池はいっぱいあるので、試しにつないでみたいと思います。

キャパシタと言うことはどこからか電源が繋がっていますので、安全のため回路を切ります。回路を追うとすぐ脇の黒いのがヒューズっぽいので取り外します。

元の電池があった場所から線を伸ばし、リチウム電池にハンダします。電池は熱に弱いので、表面をヤスリで磨きフラックス等でハンダが乗りやすくするのがコツです。

バックアップ端子の電圧を測定して正常なのを確認します。
絶縁テープで巻いて、蓋を閉めれば出来上がり。

折角なので、シールドを兼ねて裏面にアルミテープを貼りました。

結果はというと大成功です。

それまでバッテリをつなぎ替えてから、ツールに接続するとLatもLonも000.0000000だったのが、衛星は0個ですが、最後に捕捉した座標からスタートするようになりました。バックアップバッテリが機能している証拠です。
衛星の捕捉時間も40秒ほどで改善しました。アルミシートの効果は今のところ確認されていません。

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